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ni-ni- "January.'10"

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'10年01月10日(日) 今年初のK子邸訪問!
「ウチは お正月なんて関係ないし!」と、K子さんは云ってくれたが そーいう訳にもいかんよねぇ …
が、幸いにも ニィの様態は安定し K子さんが小まめに連絡をくれたので
逸る気持ちも すっかり緩み 三が日明けの日曜日の訪問となった
出迎えてくれたのは スズメが大好きな愛娘のすみれ嬢 5歳!
完全なるメタボ・レディであるが 動きは 驚くほど軽やかである!(笑)


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ニィは 少しではあるが 自力で食事が出来るようになり
ちらり ちらりと、暴君ぶりを発揮しては すみれ嬢や先住猫を蹴散らしているそうだ
誰もが 年を越せないだろうと、思ってただけに うれしくてたまらなかった
すべては K子さんとパパさんのお陰である!
とはいえ 検査結果は相変わらずだ どの項目も平均値を軽く突きぬけ
生きていることが不思議なくらいだった
きっと ニィは K子さんの献身的な愛情に応えようと 頑張っているのだろう


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更に ニィは 人の輪を繋ぎはじめていた
毎日 給仕に通うK子さん … 餌やりなんざ とかく煙たがられるもので
これまでは お愛想程度に 渋々挨拶を交わすだけだった単なる顔見知りの類も
ニィを保護したと知るや K子さんを見直すようになったのだ
それは 長年、たった一人で戦ってきたK子さんにとって どれほど心強いことだろうか …
ニィって 凄いな! 素直に うれしいと思った

が、同時に 軽い嫉妬を覚えた
ニィには たくさんのファンが居る
彼の安否に安堵し 涙を流す者も居たと、K子さんですら 驚いているくらいだ
それでも彼を想う気持ちだけは 負けないつもりだった
でも なんだか 自分だけが ぽつねんと、蚊帳の外に居るよな気がしてならなかった
これが 独占欲というものなのだろうか …


'10年01月16日(土) K子さんから FAXが届いた
昨日(15日)から ニィを入院させたとのこと!
入院といっても 様態が急変したというわけではないらしく
平日 朝9時に病院に預け 夜の7時に迎えに行くのだそうだ
24時間は無理でも 半日点滴をすると 見違えほど調子が良いと、綴られていた

電話を入れると K子さんは 勝手な真似をしてすまないと、何度も詫びていた
そして 「もう少し 長く生きて欲しいの … 」
「今まで何もしてあげれなかった猫たちへの罪滅ぼしをさせて欲しいの … 」と、
ぐずぐずとした鼻声で 何度も 何度も繰り返していた
彼女だって 点滴(延命治療)が意味をなさないことは分かっている
それでも ただ待つだけの時間に 耐えられなくなったのだろう

「お任せします でも シルバー(ニィ)が 嫌がったら すぐに止めて下さい … 」と、伝えた
だが 内心 やり切れない思いでいっぱいだった
本当に それで 良いのだろうか?

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'10年01月17日(日)の午後 K氏と一緒に K子邸を訪問したが ニィは居なかった
本来ならば 病院は休みなのだが 特別な計らいで 点滴をしてもらえることになったのだそうだ

ならば なんで連絡してくれなかったのだろうか …  K子さんらしくなかった
K子さんは 今から みんなで見舞いに行く?と、明るく云ってくれたが
「今日は K子さんに逢いに来たんですよ!」と、小さな嘘をついた

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K子邸の帰り 重い足取りでS裏に寄ると これまた厄介な問題が起きていた
猫たちが辛うじて身を寄せている一角に 大量のゴミが散乱していたのだ
犯人は ココで寝泊りをしていると思われる不定期且つ常連の自由人で
煙草の銘柄やレシートの品目が同じことからも 同一人物であると思われる
猫たちに危害を加えることはないようなのだが 困ったことに 吸殻やゴミを置き去りにして行くのだ

しかも この冬は 新手のエサやりさんが現れ 頭を抱えているところに この有様!
置きエサ、猫ハウスに加え 大量のゴミ …  両者がリンクしているとは考えにくいが
お墓の関係者が来れば 結果は知れたもので 怒りの矛先は 猫たちに向けられてしまうだろう

案の定 通路には 両者の置き土産の類が まるで投げ捨てたかのように転がっていた
お墓には 真新しい花 …  お参りに来た証拠だ
ゴミを片付けていると ハナちゃん(猫)が お腹が空いたと、アタマゴチンを繰り返していた
悔しくて 悔しくて なにもかも 投げ出して 逃げたいと、思った

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'10年01月20日(水) 有給のK氏を供だって A動物病院を訪ねた
ニィが半日入院をすることなって 勤め人であるK氏は 益々逢う機会がなくなってしまったからだ
「今度逢う時は 冷たくなったときかもしれない …  そんなのイヤだ!」
K氏の切実な願いだった

病院には K子さんから事前に 連絡を入れていただいた
心底心苦しかったが 彼女は快く了承してくれた

病院に着くと いかにも 人の良さげな若先生が迎えてくれた
挨拶もそこそこに敷居を跨ぐと 真冬だというのに まるで南国の如く暑さに つぅーと、汗が流れた

6畳ほどの病室には ニィの他に 例のトラ猫が点滴を受けていた
近づくと ぱっと、瞳を輝かせて うにゃ~んと、一声あげたが
飼い主と違うと気付いたのか もたげた頭をパタンと、伏せ すぐに蹲ってしまった
ニィと同じ末期の腎臓病で すでに1ヶ月以上も入院しているが 飼い主さんは見舞いにも来ないそうで
若先生も やれやれと、いった感じで 肩をすくめていた
なんの為の延命なのだろうか それでも飼い主を待つトラ猫が 不憫でならなかった

ニィは 思ったりより リラックスしているように見受けられたが
強烈な暖房に加え ホカホカカーぺットに 湯たんぽが2つ …
少し過剰ではないかと思ったが すでに自力で体温を維持することが出来なくなっており
嫌をなしに 病の重さを突きつけられた

「ニィ!」 名前を呼ぶと、すぐに 気付いてくれた
薬の効果なのか かなり眠そうではあるが 我々だと 分かってくれたようだ
奥に向けていた身体を ゆっくりと 這うようにずらしながら コチラに向き直すと
小さく コロコロと、喉を鳴らしては 差し出した自分の指を 何度も何度も あまがみした
そして もう この扉を閉めないで!と、云わんばかりに ゲージの扉を塞ぐように 腕を伸ばすと
そのまま すぅーっと、寝入ってしまった
涙が止まらなかった
もう イヤなんだ! ニィは帰りたいのだと思った

若先生に 自分達の正直な気持ちを伝えた
若先生も 同じ意見で 瞳に涙が滲んでいた
もしも ニィが ゲージの中で旅立つようなことになれば K子さんはご自分を責めるだろう
ダメだと思ったときは すぐに K子さんに連絡してあげて下さいと、お願いし
トラ猫に 「無理するなよ!」と、声を掛け ニィが起きないうちに 病院を後にした

病院を出てから K子さんに電話を入れた
K子さんは コーヒーが入っているから 冷めないうちに 早くおいでと、云ってくれたが
少しだけ 墓地を周ってから行くと、伝えた

墓地が寒々としていた 彼の居ない墓地は どこか知らない場所のように思え 哀しくて堪らなかった
ニィを連れて帰りたかった
彼は 帰りたいと、云っていた 全身で そう訴えていた
K子さんに怨まれようとも 罵られようとも ニィを連れて 逃亡でもしたい気持ちだった
なのに また 彼を裏切ってしまった
整理したはずなの気持ちが ぐらんぐらんと、大地震の如く揺れていた
勿論 K子さんには 何も云えなかった
「シルバーは 落ち着いた様子でした … 」と、また ひとつ 嘘をついた

100129.jpg  K子邸の居候猫 ふくまる(♀)


'10年01月22日(金) K子さんからFAXが届いた
ニィの半日入院は やめにしたとのこと!
21日(我々がA動物病院を訪ねた翌日) 若先生から これ以上の入院は意味がないと、云われたそうだ
今後は その日その日の体調を見ながら 最小限の治療にとどめるつもりだという
K子さんには すまなんだが 内心ホっとした
でも ニィは ...  きっと 自分のことを怨んでいるに違いなかった

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'10年01月29日(金) K子邸を訪れると ニィはソファーの上で寝ていた
半日入院をやめてからは ソファーの上が定位置になったそうだ
この日は午前中に 注射をしてもらったそうで スウスウと、気持ち良さそうに寝息を立てていたが
お漏らしをするようになってしまい 半日入院で 変な癖がついてしまったのではと、心配していた

又、ニィは K子邸に来てからというもの お腹を見せて寝たことがなく
夜の間も ずっと起きているのだと、しごく 気の毒がっていた
おそらく 先住猫に対する警戒心だと思うのだが 染み付いたノラの習性なのだと思うと
マジマジと、歳月の長さを感じさせられた

でも この日のK子さんは いつになく うれしそうだった
NYのJ夫妻から 手紙が届いたからだ
J夫妻は ニィに魅せられたひとりで 今はNYで暮らしているのだが
ニィが繋いだ人の輪が 遠く離れたJ夫妻に 伝えてくれたのである
なんでも 奥様が 来月一時帰国されるそうで その際に お見舞いに来るそうだ!

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J夫妻の話をしていたら ニィが眼を覚ました
まるで その名に反応したかのようだった ニィにとっても J夫妻は 特別な人たちなのだろう …
K子さんが手紙を見せてくれたが 読むフリをして封筒に収めた
嫉妬していた 自分、情けないほどに ココロが狭い … (苦笑)
Comments (6) Trackbacks (-) | ニィニィ

Comment

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腎臓疾患の子を看取るのは辛いですね。
体重減と共に毛艶も悪くなっていく。
飼い主は日々その様子との戦いです。
ニィニィくんも頑張ったんだねぇ。
えらかったねぇ。
2010年03月24日(Wed) 05:19
編集
私は人間も猫も延命治療はしたくないとずっと思ってて。
現状の中で何がベストなのかを考えるけど
やっぱり見ているのが辛くなってくるもんね・・・。
このままでいいのかと獣医さんに相談しても、出来る限りの治療をしてくれようとしてくれるけど、それが果たしてそのコの為なのだろうかと葛藤ばかり。

実はちょうど今、そういう状況で・・・。
日々考えさせられてました。
2010年03月27日(Sat) 06:12
編集
いけみさ~ん♪ レスが遅くなって 申し訳ありません … (汗)
あい! ニィは 頑張りましたよ
最後まで 余り泣き言を云わなかったような気がします
普段は 我がままで 欲張りさんなのに 強いコだなぁ … と、思いました

27日(土)は 49日でした
早いものです 本当に 早すぎです
気持ちが 追いつかねぇーじゃねぇーかっ! ただせさえ 運動不足なのにぃーっ!(苦笑)
2010年03月28日(Sun) 18:13
編集
なつばらさ~ん♪   
ありがとう そして ごめん 連絡もしないで …
んーでもって レスが遅れてごめんねぇ …  自分のレスがコメントスパムと、認識されちゃって 手こずってました!(汗)

延命治療については 自分も No!
勿論 それがベストだとは思っていないけど 延命も 安楽死も
すべて 残される側の感情や理想のようなものであって
生かすも殺すものアナタ次第的な考え方自体が おかしいのではないかと思ったりもする
もしも 人間ならば 残される者たちの為に No!
もしも 動物たちならば 人間に翻弄された命だからこそ No!

でもさ 苦しみもがいて 逝かせたくはないじゃん
だから せめて 傷みや苦しみが軽減するような処置だけは したいと思うのだが
これすらも 余計なことなのかなぁ …
2010年03月28日(Sun) 19:12
編集
うんうん。そう思う。それに余計な事とは思わないよ。
せめて痛みや辛さを少しでも軽減させて・・・ってずっと考えてた。
ただそう思いながらも実際その状況にたたされると本当に迷うよね。


2010年03月31日(Wed) 06:35
編集
なつばらさ~ん♪
うん 悩む! そもそも 医療なんて物自体が 彼らの世界には存在しないわけで
治療は勿論のこと 看取られることさえ 望んではいないのかもしれないと、思うこともある

で、結局は 何も出来ないで終わってしまうわけで
猫どもよ アタシのところに来ると 不幸になるから 来るんじゃねぇーぞ!
ってな感じですわ!(苦笑)
2010年04月01日(Thu) 01:42












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